コラーゲンとヒアルロン酸の違い
美容に役立つコラーゲンとヒアルロン酸ですが、その性質は異なります。
コラーゲンは、生命現象と密接な関係がある蛋白質の一種です。
ヒアルロン酸はムコ多糖類という糖の一種です。
ある程度は体内で作られているヒアルロン酸とコラーゲンですが、年を取ることで体内量が少なくなります。
コラーゲンやヒアルロン酸の量を減らさないでいるためには、サプリメントや天然食品でこれらの成分を補充しなければなりません。
コラーゲンは、人の体でとても重要な役割を有しています。
体全体に存在する蛋白質の約３割、真皮の部分の約７割がコラーゲンと、体内になくてはならない存在なのです。
コラーゲンは体内の臓器に対しても重要な役割を担っています。
細胞を増やしたり、連結させたり、支持したり、傷口をおさえる機能も有しています。
肌がガサガサになってシミやしわが増えるのは、コラーゲンが失われていることも原因です。
それだけでなく、関節が痛んだり、骨が脆くなったりもします。
食べ物からコラーゲンを取り入れることもできますが、コラーゲンは脂肪の多い食品に多く存在しているので、健康を害する恐れがあります。
とはいえ、コラーゲンは少しばかり多く摂取してしまってもアミノ酸なのでそれほど悪影響はないと考えていいでしょう。
美容成分であるコラーゲンに興味を持たれる方は、美肌への関心が高いと思われますので、エステでも用いられているヒアルロン酸も一緒に摂取することをおすすめします。
美肌のためのサプリメントやドリンクには、コラーゲンとヒアルロン酸を一緒に配合しているものも市販されているので、一考の価値はあるのではないでしょうか。
